【漫画】個人情報流出のお詫びメールが来た朝の話
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朝起きていちばんに見たスマホに、「【重要】お客様情報流出に関するお詫び」。
心当たりがあるような、ないような。
でもメールの中の自分の名前だけは、やけにはっきりしている。
そんな朝の話を、漫画にしました。
漫画「わたしの個人情報、今どこ?」


他人事じゃなかった、2026年のいま
描いたあとで調べてみて、ちょっと背筋が寒くなりました。
2026年9月以降、企業への不正アクセスによる個人情報の漏えい公表が相次いでいて、
新聞社が随時更新の一覧ページを作るほどの状況になっています。
1,000万件を超える規模の流出も複数報告されていて、「異常事態」とまで言われているそうです。
つまり、漫画の中の私がやっていた「えっ、わたし何か買ったっけ?」は、
いま日本中のあちこちで起きている朝の風景なんだと思います。
4コマ目がいちばん怖い理由
笑ってほしいところですが、実はここが本題です。
パスワードを使い回していると、どこか1社から流出したID・パスワードの組み合わせを使って、他のサービスに次々とログインを試される「パスワードリスト攻撃」の標的になります。
自分が使っているサービスから漏れていなくても、別のサイトの流出が原因で被害に遭う可能性がある、というのが厄介なところです。
私の場合、被害に気づく前に「使い回してる」と気づけたのが唯一の救いでした。
そして届く、身に覚えのない不在通知
漫画の6〜7コマ目の偽SMSも、作り話ではありません。
宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSについては、国民生活センターが「URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しない」と明確に注意喚起しています。
SMSやメールで実在の企業・公的機関をかたる手口の相談は、その後も高い水準のまま続いているとのことです。
怖いのは、ちょうど何か注文した直後だと「あ、あれかも」と思ってしまうこと。相手はそこを狙っています。
お詫びメールが届いたとき、私がやったこと
まず、メール内のリンクは踏まずに、公式サイトやアプリを自分で開いて、同じお知らせが出ているか確認しました。お詫びメールを装ったフィッシングもあるからです。
次に、そのサービスのパスワードを変更し、同じパスワードを使っていた他のサービスもすべて変えました(ここがいちばん時間がかかりました)。
最後に、二段階認証を設定できるサービスは全部オンにしました。
なお、通知が届いただけの段階ではまだ実害が出ていないことも多いので、焦って個人情報を入力させる「サポート窓口」には近づかないのが鉄則です。
実際に金銭被害などが発生した場合は、警察や消費生活センターへの相談が窓口になります。
おわりに
自分の個人情報は、自分より先に、知らない場所まで出かけている。
そう考えると、せめて鍵くらいは全部違うものにしておこうかな、と思った朝でした。
パスワードマネージャーを入れた話は、また別の回に描きます。
(※この記事の内容は一般的な情報です。被害が疑われる場合は、各サービスの公式窓口や公的機関にご相談ください。)
