【GPT-2】人工知能で日本語の文章を生成してみた!無料で試してみた!
今は、AIでイラストが簡単に生成できる時代になってきました。
数年前には、予想もできない事だったと思います。
もしできても、かなりの料金がかかっていたのが、
今では、無料、もしくは少額から始められるサービスもありますよね。
イラストは、画像生成AI「Stable Diffusion」を使ってみたりしました。
ホント技術の進歩はすごいですね。
今回は、無料で文章を生成してみたいと思いました。
文章を生成できれば、小説やブログの記事も使える?
って思ったのですが、無料の範囲ではちょっと難しいかも……
でも、思ったより楽しめましたので、
試した結果を載せてみました。
Contents
GPT-2とは?
Generative Pre-trained Transformer 2 (GPT-2) は、2019年2月にOpenAIによって作成されたオープンソースの人工知能である。 GPT-2はテキストの翻訳、質問への回答、文章の要約、人間と区別がつかないこともあるが、長い文章の生成時には繰り返しや無意味なものになりうるレベルのテキスト出力を生成している。
出典:フリー百科事典ウィキペディア
オープンソースな人工知能ってすごいですよね。
長い文章になると、やはり無意味な文章になる場合が多いですね。
rinna社の日本語特化した13億パラメータのGPT言語モデル
今回は、rinna社の日本語特化したGPT言語モデルを使わせていただきました。
13億パラメータって聞くだけですごいですよね。
商用利用可能なMITライセンスで公開されているので、いろいろと試せます。
人工知能で文章生成してみた!
さっそく試してみたいと思います。
今回は、無料で試したいので、「Google Colab」で使ってみたのですが、
簡単にちょっと試したいという場合は、
「AIのべりすと」を使ってみるとよいかもしれませんね。
昔話風の文章生成
まず、文章を考えたのですが、何も思い浮かばず、
ありきたりな昔話風の最初を思い出し、入力してみました。
結果の文章は、昔話風ではあるのですが、
物語としては、どうなんだろう?って感じでした。
話のアイデアとしたら、面白いかもしれませんね。
昔話風の入力した文章
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんんが
昔話風の続きの文章
芥川龍之介の「羅生門」の文章生成
学生時代に読んだかもしれない?芥川龍之介の「羅生門」。
続きの文章も、文体が揃っているような気が……
「羅生門」の入力した文章
ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。 広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀きりぎりすが一匹とまっている。羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
「羅生門」の続きの文章
江戸川乱歩の「孤島の鬼」の文章生成
入力した文章が少なかったからなのか、続きの文章が別の物ですね。
もう少し文章は入力した方がよかったかもしれませんね。
「孤島の鬼」の入力した文章
私はまだ三十にもならぬに、濃い髪の毛が、一本も残らず真白になっている
「孤島の鬼」の続きの文章
ブログの記事の文章生成1
ブログの記事の参考になればよいかなと思って、
過去に書いた文章を一部入力してみました。
この文章は、かなり使えそうですね。
もちろん手直ししないといけないですが……
ブログの記事の入力した文章1
仕事を辞めたいと思ったこと、ありませんか?私は何度もあります。
ブログの記事の続きの文章1
ブログの記事の文章生成2
こちらもブログ記事の参考になればよいかと思って、試して入力してみました。
どこかであるような文章ですね……
ブログの記事の入力した文章2
ブログを続けるのは難しい、その理由は?
ブログの記事の続きの文章2
ブログの記事の文章生成3
こちらもちょっと私が聞いてみたい内容を入力してみました。
なぜか「続きを読む」とかなっているのは、驚きでした。
参考にしている記事から出力したのでしょうか。
ブログの記事の入力した文章3
副業するのは簡単ですか?
ブログの記事の続きの文章3
最後に
人工知能で文章を生成、イラストを生成
もっと上手くできれば、何かできそうな気がしますね。
とは言っても、思うように生成できませんけど……
画像生成AI「Stable Diffusion」のように、一度では上手くできませんね。やはり。
何かのアイデアとして参考にできると面白いかもしれませんね。